レークヒル・ファーム-Lake Hill Farm

Slider

牛にも人にも環境にもみんなに優しい放牧

牛は1日に1〜2時間しか熟睡していません。ではそれ以外の長い時間、何をしているのでしょうか。乳牛はおっとりした性格なので思い思いにのんびりと過ごしていますが、そのほとんどは食事をしています。

レークヒル牧場では搾乳以外は放牧地に牛を放し、自由に過ごさせています。1日の大半を食事に費やす牛から見ると、放牧地は新鮮な青草が広がるご馳走の楽園かもしれません。大好きな青草を好きなだけ食べ、草の上で休み、草の上に排泄をする。随分と贅沢なことに感じられますが、放牧地では当たり前の光景です。そしてこの糞尿が土や草の栄養となり、また青々した草が育ち、それを牛が食べ、美味しい牛乳が作られます。この循環が、自然環境に負荷をかけずに持続可能な放牧酪農を支えています。

広い放牧地で多種多様な青草を選びながら食べていると、自然と歩き回ることになり、足が強く丈夫な牛が育ちます。健康的な反面、青草を中心とした放牧で育てると牛の出す乳量が減ると言われています。しかし、私たちの牧場は牛舎飼いの牧場と変わらない、もしくはそれ以上の乳量を保っています。

それは、搾乳などで牛舎にいる牛たちにも、牛の食べたいタイミングを見逃さずに干し草や配合飼料などを与え、バランスの良い食事をしっかりと満足するまで食べさせていることにあると思います。毎月の検定結果をもとに場長が餌の設計をし、牛と関わるスタッフ全員が一頭一頭の観察を欠かしません。日々積み重ねていくチームワクの賜物です。

牛がストレスなく過ごし、おいしい牛乳がたくさん出て、そして環境にも優しい。

放牧酪農の意義がここにあります。